« はじめての歯医者 | トップページ | お礼の気持ち »

2009/06/14

『告白』 湊かなえ

2009年本屋大賞」の大賞受賞作

一気に読破してしまいました。

昨年の大賞受賞作、「ゴールデンスランバー」も傑作でした。
さすが、書店員さんの投票で大賞を選ぶだけあって、その目に確かな信頼ありですね。


我が子を校内で亡くした女性教師の事件をモノローグ形式で「女性教師」「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る、この作品。

著者の湊かなえさんは、普段は普通の主婦で、この『告白』がなんとデビュー作!
その新人離れした筆力と緻密な構成は圧巻です。

ただ、読後感は決して心地よいものではないので、ご注意を。
自分としては、ブラッド・ピット主演のサイコ・スリラー映画『セブン(1995年・米)』を初めて観たときと同じ、何かに打ちのめされたような重い気持ちになりました。

この手のジャンルの作品がヒットしてしまう現代社会の狂気に怖さを覚えます。

|

« はじめての歯医者 | トップページ | お礼の気持ち »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/88006/45334544

この記事へのトラックバック一覧です: 『告白』 湊かなえ:

« はじめての歯医者 | トップページ | お礼の気持ち »